この通り、以前使っていた体重計がだいぶ古くなったので、新しく買い替えることにしました。
購入したのはタニタのBC-758(パールホワイト)です。体重計・体脂肪計・体組成計の選び方で紹介したおすすめの体組成計。
せっかくなので使いやすさや精度などについてレビューしてみたいと思います。
目次
価格・注文・到着・開封
私が購入したときは楽天の方がすこし安かったのでそちらで注文しました。
ちなみに、タニタの公式オンラインショップでも買えますが、べらぼうに高くなるので止めた方がいいです。
注文して3日ほどで到着しました。
こういうのって開封するときなんかワクワクしますね。
薄型で平面サイズは縦293mm×横286mmで、足が28cmの私でも乗りやすそうな大きさ。
やはり体重計は買う前に販売ページなどで自分の足に合ったサイズか確認する(ここ結構忘れがち)のは必須だと確信しました。
機能・使いやすさ
体組成計には、乗るだけで自動的にスイッチが入って毎回すぐに体組成が測れるものと、毎回スイッチを入れて個人番号を入力してからじゃないと体組成が測れないもの、があります。
前者だと毎回気軽に測れますが、後者だと毎回ちょっと面倒くさそうですね。使いやすさを重視するなら前者の方がいいと思います。
このBC-758はもちろん前者です。気軽に乗れないと意味ないですからね。
ただし、一番初めに身長や年齢の設定はしなければいけません。まあこれは全ての体組成計で共通ですね。
設定のやり方はそんな難しくはないです。説明書を見ながらやって3分ぐらいで終わりました。
これをやっておけば次からは毎回乗るだけで体重以外に体脂肪率や筋肉量など全ての項目を測ってくれます。
体組成が体重みたいに気軽に測れるっていうのはいいですね。使いやすさとしては上々かと思います。
ちなみに、体重だけ測りたいときは右下にあるボタンを「ぽちっと」押してから乗ります。
測定項目の説明
測定できる項目は全部で7つです。毎回乗るだけでこれらを全てを順番に表示してくれます。
せっかくなので、各項目についてもここで説明しておきます(説明書の中でも詳しく解説してくれています)。
体重
まず体重が測れないことには話になりません。BC-758は0.1kg単位まで表示してくれます。
BMI
肥満度の目安としてBMIも毎回確認したいところ。設定で自分の身長を入力しておくと毎回乗るだけで数値を出してくれます。
BMIとは “体の大きさ” を表す数値で、体重と身長から算出することができます。
計算方法は、
BMI = 体重kg÷(身長m×身長m)
です。
例えば、体重70kgで身長170cmの人なら、BMIは70kg÷(1.7m×1.7m) = 24.22となります。
【画像】
画像出典:取扱説明書(体組成計BC-758/C01)
図のように、BIMは小さいほど “やせ” の傾向があり、大きいほど “肥満” の傾向があります。
また、最も疾病率の少ない理想的なBMIは「22」とされています。
BC-758は、最初に身長を登録しておけば、次からは毎回乗るだけでBMIを自動的に計算して表示し、肥満度も教えてくれます。
ちなみに、理想的なBMIが「22」ということから、身長に対する理想的な体重も求めることが出来ます。
計算方法は
理想体重kg = 22×(身長m×身長m)
です。
例えば、身長170cmの人なら、理想体重は22×(1.7m×1.7m) = 63.58kgとなります。
体脂肪率
始めに年齢や性別を設定することによって、次からは乗るだけで適正な体脂肪率との差異(痩せ気味か肥満気味か)が分かります。
体脂肪率とは、その名の通り、体に占める脂肪の割合のことです。
適正な体脂肪率は、年齢と性別によって違います。
以下の日本肥満学会の基準を元に作られた判定表を参考にしてみてください。
【画像】
画像出典:取扱説明書(体組成計BC-758/C01)
※画像をクリックで拡大
-標準(水色)と+標準(青色)がありますが、男性なら-標準を目指しましょう。
私の場合だと18歳~39歳の男性なので、11~16%ですね。
筋肉量
筋肉にはいくつかの種類があり、体組成計の機種やメーカーによって、どこまでを筋肉にするかが曖昧となっています。
例えば、このBC-758では骨格筋+平滑筋+水分量=筋肉量としていますが、機種によっては骨格筋のみの場合や水分量を除いている場合などもあるようです。
なので、筋肉量に関しては各機種の説明書をしっかりと読む必要がありますね。
基礎代謝
基礎代謝の数値を知ることで、自分が如何に脂肪を燃焼しやすい体かが分かります。つまり、痩せやすいかどうかということですね。
基礎代謝が高ければ高いほど痩せやすく、低ければ低いほど痩せにくい体だと判断できます。
内臓脂肪
内臓脂肪とは内臓の隙間につく脂肪のことです。女性よりも男性の方がつきやすいとのことなので、これからは私もしっかりチェックしていこうと思います。
ちなみに、これも始めの設定によって毎回乗るだけで標準値から自分がどれぐらい離れているのかが確認できます。
体内年齢
ここまで紹介してきた項目をもとにタニタ独自の基準によって導き出してくれるそうです。
精度を検証
精度とは連続して測定したときに誤差がないかどうかです。
あえて場所を動かして3回測ることによって誤差を確かめてみました。
床の材質は変えない場合
床の材質は変えないで体重計を置く位置だけ変えて測ってみました。同じ部屋(フローリング)のなかで位置だけ移動ということです。
3回中、2回は同じ値で1回だけ0.1kgの誤差が出ました。
床の材質を少し変えた場合
床の材質を少し変えてみました。部屋のフローリング→廊下のフローリング→部屋のフローリングです。
結果は、1回目と2回目で同じ値、3回目だけ0.1kgの誤差が出ました。材質を変えても、同じ硬い床であればほぼ誤差は無いようですね。
床の材質を大きく変えた場合
あえて、べこぼこの畳で測って比べてみました。部屋フローリング→べこぼこの畳→部屋のフローリングです。
結果は、1回目と3回目のフローリングの上だと全く同じ値でしたが、畳の上だと5kg以上の誤差が出ました。
つまり、畳の上で測った場合は論外ということですね。
まとめ
いや~色々な項目が気軽に測れるのでこれからダイエットしていく上で測定が楽しみになりそうです。
BC-758を買って軽く使ってみての所感をまとめますと、
- 大きな足の私でも乗れる丁度いい大きさ
- 始めに設定さえしておけば毎回乗るだけで7つの項目を測定できる
- フローリングなどの硬い床の上だと場所を移動して測っても誤差は0.1kg以内
- ただし柔らかい畳の上で測ると大きな誤差が出てしまう
といった感じですね。
この体組成計を検討している人の参考になれば幸いです。