コレウスフォルスコリDXとは人気モデルのくみっきーがプロデュースした『スリミスタ』というブランドのダイエットサプリです。
この記事では、コレウスフォルスコリDXの有効成分を確認しつつ、そこから期待できるダイエット効果と副作用について考察していきます。
また、いつ飲めば最も効果を大きく発揮できるかについても解説しますのでお楽しみに!
目次
成分と効果
パッケージ裏面にある成分表の画像です。
この中でダイエットに有効とされる成分は、
- コレウスフォルスコリ配合難消化性デキストリン
- キャンドルブッシュ
- ビタミンB群(B1、B2、B6)
以下にひとつずつ説明していきます。
コレウスフォルスコリ配合難消化性デキストリン
まず、パッケージの成分表示には『コレウスフォルスコリ配合難消化性デキストリン』と書いていますが、これは一般的な原材料名ではありません。
メーカーが作ったオリジナル成分ですね。
名称からも分かるように『コレウスフォルスコリ』と『難消化性デキストリン』を混ぜ合わせたものです。
これらはどちらもダイエットに有効な成分なので、それぞれ期待できるダイエット効果を以下に解説しておきますね。
コレウスフォルスコリ
エネルギーの代謝を高め、脂肪の燃焼を手助けしてくれる成分です。
メカニズムとしては、
- コレウスフォルスコリを摂取することによって体内の『cAMP』という物質が増える
- cAMPには脂肪分解酵素である『リパーゼ』を活性化してくれる働きがある
- 運動などの際にリパーゼが体脂肪をエネルギー源(脂肪酸など)に分解してくれる
要するに、コレウスフォルスコリは体脂肪をエネルギーに変える働きを強めてくれるということです。
つまりコレウスフォルスコリを飲んでから活動すれば、よりスムーズに体脂肪が燃えるという効果が期待できます。
ちなみに、パッケージの成分表示には「2~4粒あたりコレウスフォルスコリ配合何消化性デキストリン(コレウスフォルスコリン末10%)500mg~1000mg」と書いてあります。
これはつまり500mg~1000mg中にフォルスコリン末が10%含まれるということです。よってコレウスフォルスコリ末は2~4粒あたりに50mg~100mg配合されているということになります。
難消化性デキストリン
糖と脂肪の吸収速度を緩やかにしてくれます。
これによって食後の急激な血糖値の上昇を抑えることができるので、食事で摂取した糖が体脂肪として体に蓄積するのを抑えられるという効果が期待できます。
また、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維の一種で、腸内環境を整える手助けもしてくれますので、排便量が増えてデトックス効果にもつながるかもしれません。
キャンドルブッシュ
あまり聞かない名前ですが、キャンドルブッシュとは熱帯地域に生息するマメ科の植物です。
下剤などに使われる『センノシド』という成分が含まれており、便通を良くして便秘の改善に有効とされていています。つまりこちらもデトックス効果が期待できるということです。
また、キャンドルブッシュにはミネラルやビタミンなど様々な栄養素も含まれていますので美容全般に良さそうです。
ビタミンB群(B1、B2、B6)
ビタミンB群はダイエットをするうえでとても有効なビタミンです。
ビタミンB1やB2は糖や脂肪をエネルギーへと変換する手助けをしてくれますし、ビタミンB6は筋肉の合成にも関わってきます。
なのでビタミンB群まで入ってるっていうのは結構お得ですね。
ただ、粒あたりの配合量は一般的なビタミンBサプリの5~10分の1程度です。
まあビタミンBメインのサプリじゃないのでこんなもんでしょう。
副作用
それでは、起こりうる副作用についても含有成分から考察していきましょう。
副作用というのは個人差によるものが大きいです。なので全く感じないという人もいます。
というかコレウスフォルスコリDXにおいては、あくまで健康食品なので副作用が起こらない人の方が多いと予想されます。
そこらへんは踏まえたうえでご覧くださいね。
あと、冒頭でも書きましたが、この記事は含有成分からの考察です。
実際に飲んだ人の口コミなどから副作用を知りたい人は『』を参考にしてみてください。
下痢
まず一番に考えられる副作用としては、お腹が緩くなってしまうことです。
上にも書きましたが配合成分のキャンドルブッシュにセノシドという下剤性分が入っているからです。
セノシドは便秘薬として使われていたりしますので。
また、コレウスフォルスコリにも服用すると下痢を起こす人が一定数いるとの臨床データがあります。
以下に研究者のブログ記事を引用しておきますので、ご参考までに。
コレウス・フォルスコリエキス末の安全性を調べる目的で行われた漸増試験では、軟便、下痢、鼓腸が示されました。
これらの症状の程度における用量依存性は明確ではなかったことから、消化器症状の発現の有無は、個人の体質や体調によるところが大きいと考えられます。
引用:フォースコリーの安全性・有効性に関する研究
まあ、服用した量の多さよりも個人差による影響が大きいとのことなので、副作用が出るかどうかは飲んでみないと分からないといえますね。
血圧の低下
コレウスフォルスコリには血流をよくする働きもあり、高血圧の治療薬や強心剤などにも使われたりしています。
これは、血圧の高い人にとっては血行の改善効果によって高血圧の治療になるかもしれませんが、低血圧の人が摂取すると血圧が下がり過ぎてしまうかもしれないとうことです。
ただ、コレウスフォルスコリDXはあくまで健康食品なのでそこまで気にする必要はないかと思います。
摂取量(1日あたり2~4粒)を守っておけばまあ大丈夫かと。
医薬品と健康食品では組成や配合量がそもそも違いますので。
だったら書くなって話ですが、まあ一応、ひとつの可能性として書いておきました。
その他
さきほど下痢について書きましたが、下痢をすると善玉菌まで排泄してしまうことがあります。
その結果として腸内環境が乱れ、その後便秘になるかもしれません。なので便秘も副作用としてはありえますね。
あと、低血圧の人が飲んだときに運悪く血圧降下作用があった場合、吐き気やめまい、頭痛などがあるかもしれません。
まあこれも適量を守っておけば、そこまで心配しなくていいと思います。サプリはあくまで医薬品とは違いますので。
飲み方・飲むタイミング
先ほどから説明しているように、コレウスフォルスコリDXには様々なダイエットに有効な物質が入ってます。
- コレウスフォルスコリ
- 配合難消化性デキストリン
- キャンドルブッシュ
- ビタミンB群(B1、B2、B6)
なので、これらの物質がそれぞれ効果を発揮しやすいタイミングで飲むのが良いです。
というわけで、ここからは各物質のダイエット効果におけるメカニズムから“いつ飲むのが良いか”を考察していきます。
運動前
まず先ほど「コレウスフォルスコリには運動の際に脂肪をエネルギーとして使いやすくしてくれる効果が期待できる」と書きました。
ということはつまり、運動する前に飲めば良いということになります。
運動といってもまあそんな大そうなことでありません。朝通勤する時とか、仕事をする時とかでもエネルギーは消費されます。なんなら寝てるときもエネルギーは消費されます。
そしてそのときに脂肪も燃焼されます。
なので、ランニングとかスポーツの前じゃなくても“これからエネルギーを使うぞ~!”って前に飲めば良いかと思います。通勤前とか仕事前とか。
ちなみに、サプリメントを飲んでから吸収までは最短でも30分ほど必要なので活動を開始する30分前には飲んでおくとより効果的でしょう。
というか、もう朝一で飲んじゃうってのも良いかもしれません。朝一で飲んで朝からフルパワーで活動!!みたいなノリで。
朝がオススメですよぉ♡
“@13ariari: @informationkumi
こないだやっと、コレウスフォルスコリDXを買ったよ♡
くみっきーみたいな美BODY目指して頑張るね♪♪
飲むタイミングっていつが1番いい??”— くみっきー (@informationkumi) 2014年3月31日
くみっきーもこう言ってますし。
食事前
配合成分のひとつである難消化性デキストリンには食事による血糖値の上昇と脂肪の吸収を抑えてくれる効果が期待できます。
そして難消化性デキストリンの効果的な飲むタイミングは食前および食事中といわれています。
でもまあ私は食前で良いと思います。
食事中にサプリを飲むのは大変ですし、錠剤なので飲んでから消化までにややタイムラグもあるので。
粉末状や液体に溶け込んだ難消化性デキストリン(トクホの『からだすこやか茶』とか)なら食事中でも摂りやすいんですけどねー。
まあ糖質や脂肪分の多いものを食べる前に飲んでおけば良いってことです。吸収が抑えられるので。
就寝前
キャンドルブッシュには排便作用が期待できます。
飲んでからその効果が発揮されるのは8~10時間後ぐらい(同物質を含むサプリや薬剤から判断)です。
ということは就寝の少し前ぐらいに飲むのが良いということになります。
例えば、夜の23時に飲んでおくと朝の7時~9時ぐらいの排便が快便になるということです。
あと、夜寝ている間って実はけっこう脂肪が燃焼しやすかったりします。
これは、寝ている間に成長ホルモンが分泌されやすいことや、睡眠中は飲食ができないので一時的に飢餓状態になることが関係しています。
成長ホルモンが分泌しているときや、飢餓状態のときって脂肪は燃焼しやすいんです。
そして人間は、寝ている間もエネルギーを常に消費しています。
寝ている間も、呼吸をしたり、体温を維持したり、様々な臓器を活動させなければいけませんので。
そこに更にコレウスフォルスコリも投入しておけば、寝ている間にもダイエットがはかどるというわけです。
先ほどから何度も書いていますが、フォレウスフォルスコリには脂肪の燃焼を助ける効果が期待できますので。
小まめに飲む
コレウスフォルスコリの脂肪燃焼効果をできるだけ持続したいのならば、できるだけこまめに分けて飲んだ方がいいでしょう。例えば1日4粒なら一度に4粒すべて飲むのではなく時間をおいて1粒ずつ飲みます。
なぜなら、摂取してから時間が経過すると体内での有効成分の濃度が下がってくるので、それに伴い効果も薄れてくるからです。
とはいっても、1日2~4粒と摂取目安が決まっているので、そこは注意が必要。
飲み過ぎると副作用のリスクが増えますからね。摂取量は守りましょう。
ということで、
- 1日2粒なら、朝一番と夕食前
- 1日3粒なら、朝一番と夕食前と就寝のちょっと前
- 1日4粒なら、朝一番と昼食前と夕食前と就寝のちょっと前
みたいな感じが良いんじゃないでしょうか。
あと、運動するなら、これらに加えて運動前にも1錠飲めばいいかと思います。
少なくとも、まとめて飲むのではなく1回あたり1粒ずつ飲むようにしましょう。数時間ほど間隔が空けれればベストです。
朝一番に一気に3粒飲むとかは止めといた方がいいと思います。一気沢山に飲むと副作用のリスクも大きくなりますので。
まとめ
結構長くなっちゃいました。申し訳ない。
まとめると、コレウスフォルスコリDXにはコレウスフォルスコリ以外にも様々なダイエット成分が入っていて、それぞれに違った効果と副作用があるということです。
また、より大きな効果を得るためには、これまでに説明したような“いつ飲むか?”についても意識するべきかと思います。
そして副作用のリスクをできるだけ少なくするため、1日の容量を守って飲むようにしましょう。
ちなにみこの記事は、コレウスフォルスコリDXの有効成分とそのメカニズムから、ダイエット効果と副作用を考察しました。
SNSなどの口コミから調査したダイエット効果と副作用、および実際に私自身が飲んで試してみた感想については『これから書くからちょっと待ってね』をご覧ください。
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