この記事は私が24時間断食したときの体験談です。
断食中の精神状態や体調の変化についてと、断食によって体重や見た目はどれぐらい痩せることができたかダイエット効果について報告します。
目次
一日断食したときの体験談
断食は以下のような条件(Myルール)で行いました。
- 朝昼晩、間食を含め固形物は一切口にしない
- 水と酵素ドリンクだけはOKとする
それでは、断食中の精神状態と体調がどのように変化していったのか私の体験談を書いていきますね!
精神状態
耐えるのは辛かったか?大変だったか?については、空腹感や食欲の波は何度かきましたが、それさえ耐えれば何とかなりました。ずーっと耐え続けているという感じではなかったです。
私の場合、昼食と夕食の時間帯に大きな波がきて「食べたい」という感情がかなり強くなりました。
ただ、お腹が空いてどうにもならないというよりも、いつも昼食と夕食は食べるのが楽しみだったので、それがなくなって何となく物足りないというか、ストレスのはけ口がなくて辛いという感じでした。
飲食店の前を通ったときに美味しそうな匂いがしてきたときや、台所に自分以外の家族が食べる夕食が置かれているのを見たときは、かなり食べたくなりましたが「断食中なんだ!ちくしょう!」と我慢しました。
しかし、それ以外の時間はけっこう余裕でした。とくに、お昼過ぎから夕方ぐらいまでの時間帯は仕事に集中していたせいか「食べたい」という感情は完全に消えていました(その後、飲食店の前を通ったときに復活しましたが)。
あと、夜寝るときにも波がくるか心配していましたが、前日たまたま睡眠不足だったせいか、意外にすんなり寝れました。寝たらこっちのもんですね。
体調の変化
断食中の体調の変化として有名なのが頭痛と吐き気です。これらはミネラル不足や低血糖によって起こるといわれています。
しかし、私の場合そういった不調はほとんどありませんでした。
厳密には、たまに少し頭痛っぽいかな(気のせいかも)?と思うことがあったのと、少し胃酸が上がってくるような感覚はありましたが、不調というほどではなかったです。もしかしたらこれが頭痛と吐き気の軽いものだったのかもしれません。
あとは不調といえば午前中に感じた空腹感ぐらいですね。「な~んか不快だな~」って感覚がありました。
ちなみに、これは先に書いた昼食と夕食の時間帯にきた大きな波とは別の感覚です。あちらは美味しいものを食べてウェ~イしたいといった感覚ですが、朝に感じた空腹感は単純に何でもいいから腹に入れたいという飢餓感でした。
頭痛や吐き気がほぼなかった理由としては、おそらく酵素ドリンクで最低限の栄養素を確保していたからだと思います。あと、私は過去にもプチ断食をした経験があり体質的に断食に慣れていたというのもあるかもしれません。
そして、断食中の体調変化としてよく言われるのが集中力と眠気についてです。これらの変化は人によって様々で、集中力が下がったという人もいれば上がったという人もいますし、眠くなりやすくなった人ともいれば逆に覚醒したという人もいるようです。
私の場合は、むしろ集中力は若干上がり、眠気はいつもの昼食後の眠気がなく済みました。
関連記事:断食中の集中力と意欲(モチベーション)について
関連記事:断食や少食をすれば睡眠時間は短くなるのか?
注意点
今回断食をする上で注意したことも書いておきます。
まず、断食をする際には『準備期間』というものを設けた方が良いという意見があります。これは、断食をする1~3日前から肉や油類を控えサラダや和食などヘルシーなものを中心に食べるというもので、そうすることによって断食中のデトックス効果がより大きくなるといわれています。
しかし、私の場合は準備期間を設けずに断食に挑みました。
なぜなら、面倒くさかったからです。断食が始まる前から準備期間用の食事を用意して節制するのはしんどいです。
というか、そんなことが出来るのなら最初から断食なんてせず普通に節制してますよ。それが出来ないからショック療法として断食をするのです。
だから、私は断食前は最低限のことのみ気を付けましたよ。
それは、前日の夜に野菜やフルーツで食物繊維を、ヨーグルトで乳酸菌を、多めに摂ることです。
※ これ全部飲んだわけではないです
今回の場合、断食前夜の食事は全体として野菜の比率が多く、太めのサツマイモを丸々一本食べたりもしました。そして食後はかなり多めにヨーグルトを食べました。1L近く食べたと思います。
なぜそうしたかというと、過去にプチ断食をしていたとき便秘気味になった経験があるからです。断食をすると、腸内細菌のバランスが崩れたり、固形物を食べないので胃腸への刺激がなくなったりして、便通が悪くなりがちです(人によっては下痢がちにもなります)。
そして、断食中に気を付けたこととしては、先にも書きましたが頭痛などの体調不良によって仕事のコンディションが下がらないように水だけでなく酵素ドリンクを飲むようにしたことです。そのおかげか頭の回転はむしろいつもより良かったと思います。
一日断食によるダイエット効果
ここからは、1日断食でどれぐらい痩せることができたのかについてです。
- 体重は何キロやせたのか?
- 体脂肪率はどれぐらい減らすことができたのか?
- 筋肉量はどのように変化したのか?
- 体形(見た目)はどのように変化したのか?
ここらへんは、気になるところだと思います。
では、さっそく一日断食前後での体スペックの変化と実際の見た目の体形の変化を見ていきましょう。
体重の変化
体重は24時間で-3.6kgの減量することができました。
「たった1日でそんなに痩せれるの!?」と思われる人がいるかもしれませんが、これは-3.6kgも脂肪が燃焼したというより、断食によるデトックス効果によって減量した分が大きいと思われます。
上の体験談には書き忘れていましたがこの日は便通がかなり良かったのです。ホントすごく快便でしたよ。おそらく宿便も結構排出できた気がします。
やはり断食前夜に食物繊維やヨーグルトを多く摂ったのが良かったのでしょう。過去にプチ断食したときは便秘がちになりましたが、そのときの経験が生かせました。
あと、酵素ドリンクによるデトックス効果もあったのかもしれませんね。
関連:断食前にオススメ不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維(リンク準備中)
BMIの変化
体重が減った分BMIも下がっています。
理想値の22.0まではまだまだですが、たった1日でBMIが-1下がったのは結構すごいと思います。
関連:(リンク準備中)
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体脂肪率の変化
体脂肪率は-2.5%でした。
重量にすると、(88.1kg×25.2-91.7kg×27.7)÷100=-3.2kgの体脂肪が減少したことになります。
筋肉量の変化
筋肉量は-0.4kgでした。
思っていたよりも少なくて済みました。ここまで急激に体重が減ると普通は筋肉も結構落ちるもんなんですけどね。酵素ドリンクが関係しているのかな?まあ理由はちょっとわかりませんね。
内臓脂肪の変化
内臓脂肪レベルもそれなりに改善されました。
というか、1日で-1も減ったのは初めてです。今までは1週間で-0.5とかだったので。
ただ判定はまだ『やや過剰』のままなので油断せず頑張って減らしていきたいと思います。
基礎代謝の変化
数値自体は若干下がりましたが、体重が大幅に下がっているため判定は『少ない』から『標準』へと改善しています。
※体重1kgあたりの基礎代謝量を基準に判定がなされます。
体内年齢の変化
体内年齢は-3歳でした。たしかに体が軽くなって何となく若返ったような感覚があります(笑)
実年齢(33歳)まではあと-4歳だ!
※ 以上の測定は全てTANITA(タニタ) BC-758を使っています。
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体形の変化
断食を始めて24時間後の姿はこんな感じです。
家族に「痩せた?」と聞いてみたところ「う~んなんとなく変わったような変わってないような」と言われました。
いや、変わってるでしょ。
自分的にはかなりスッキリしたような気がしていたんですがね…意外でした。
見た目の変化が分かりやすいように断食前後の写真を左右に並べてみますね。
結構お腹引っ込んでません?
自分的にはかなりスッキリしたと思っているんですが(くどい)。
まあ、服を来ていたら他人が見ても分からない程度の変化なのかもしれませんね。
ただ、自分としては24時間でここまで痩せれたのなら上出来だと思ってます。また、体の中の老廃物が濾し出されたような清々しい気分もあったので「デトックス効果ってすごいな」と素直に感動しました。