体重計・体脂肪計・体組成計の選び方。正確で安いのは?

人気の体組成計

ダイエット用の体重計選びに迷っている人に向けて、体重計・体脂肪計・体組成計の失敗しない選び方をお教えします。

選ぶ基準として大切なのは「正確性・精度」「価格」「使いやすさ」の3つです。

ひとつずつ見ていきましょう。

と、その前にちょっと前置き(目次のどこかをクリックすれば前置きはとばせます)。

ダイエットをしていく上で日々体重をチェックすることはかなり有効です。毎日のように体重計に乗っているとモチベーションが維持しやすくなるからです。

私自身、以前ダイエットが上手くいっていたとき毎日のように体重計に乗っていました。
徐々に減っていく体重を見ると嬉しくなってきて「もっと頑張るぞ!」って気持ちになるんですよね。あのときは毎日のよう体重計に乗ってはニヤニヤしていました。

でも最近その体重計が壊れてしまいました。
それで新しいものに買い替えることにしたのですが、今回は体重だけでなく体脂肪や体組織も測れる体組成計にすることにしました。

理由は体重以外のことも色々知れた方が楽しくダイエットできると思うから & 有名メーカーの高性能なものでも意外と安く手に入るからです。

今回の体組成計の購入において私はかなり調べました。一般人がダイエットする上でどのような体組成計がベストなのかを。
アホみたいに丸1日かけてネット上の口コミを片っ端から調べたりもしましたし、どんだけ優柔不断やねん!って、ツッコまれそうなぐらいに思案しました。

これから長い間共にするものですからね。ダイエット中もダイエットを終えてからもずーっと使っていきたいですし。

そして遂にこれこそ最高だと思える体組成計が今回やっと分かりました。

ということで、せっかくなので私の考える最高の体組成計の規準について綴りたい思ったわけです。

あーーーー、前置きが長くなってしまった。

ということで、どぞ↓↓

正確性と精度

「正確性」と「精度」はそれぞれ言葉の意味が違いますので、2つに分けて考える必要があります。

正確性について

電子電便の仕組み図

正確性とは、物理的にみて厳密な数値かどうかということです。

これを知るためには、体重であれば埃などの一切ない密閉された空間で電磁式電子天秤により測定する必要があります。
体脂肪率に関していえば完全に正確な数値が分かる測定器というのは今のところありません。正確な体脂肪率を知るには体にメスを入れ解剖して調べるしかないです。

当たり前ですが、家庭用の体重計・体脂肪計・体組成計ではここまで測定するのは不可能です。どこで妥協するかを決めなければいけません。

様々な家庭用の体重計

まず、体脂肪率に関しては、市販されている台に乗るタイプの体脂肪計・体組成計であれば、安価なものから十数万円する高価なものまで、ほぼ全て「生体インピーダンス法」という測定方法が用いられていてます。

しかし、この方法だと正確な体脂肪率を測定するは難しいとされています。それどころか使用する体脂肪計・体組織計の機種によって測定値が変わってきたりします。

つぎに、体重に関してですが、こちらもやはり厳密な数値を出すのは難しいです。

ただ、体脂肪率に比べれば全然マシで、少なくとも有名メーカーの体重計であれば0.1kg単位まではある程度正確に測ることが出来ます。また、機種による測定値のバラつきも体脂肪率に比べると少ないです。

精度について

精度とは、測定値が安定しているかどうかです。言い換えると、同じ条件で複数回測定したとき、それぞれの測定値に誤差が無いかです。

これは先ほど説明した正確性よりもずっと大切です。なぜなら精度がしっかりしていないと自分の体重の推移を確かめることが出来なくなるからです。

しかし、最近主流のデジタル式体重計の口コミなどを見ると、同一の製品なのにもかかわらず連続して測定したとき1回目と2回目で数値が違うという声が多くあります。

原因としては

  1. 機種そのものの精度が低い
  2. たまたま不良品だった
  3. 使い方が悪い

のどれかが考えられますが、もしこの中で「1.機種そのものの精度が低い」が該当するのであれば考えものですね。
この場合、体重計選びに失敗したといえますので。

ダイエットをする上で体重や体脂肪率を測定する理由は変化を確認するためです。しかし、測定器の精度が低いとそれができなくなってしまいます。

なので “精度の良さ” はかなり重要です。ここは十分にこだわった方がいいです。

では、どう選べばいのか?

正確性に関しては、家庭用のものならどれも大きな差はないです。得体のしれないメーカーや中古品でない限り、まあ大丈夫だと思います。

しかし、精度に関してはものによって差があります。測るたびに数値が変わるような粗悪品も普通にあるので気を付けたいところです。

できるだけ高精度なものを選ぶために満たしたい条件

まず、少なくとも以下の3つの条件を満たしているものを選びましょう。

1.信頼できるメーカーかどうか

よく分からないメーカーのものは避けましょう。

体重計・体脂肪計・体組織計はOMRON(オムロン)かTANITA(タニタ)が有名です。安心できるブランドとされていますので、この2社のもであればとりあえずは無難と思っていいでしょう。

2.あまりに古い機種でないか

古すぎる機種は避けましょう。

とはいっても10年以内にリリースされたものまでなら大丈夫だと思います。

3.ロングランしてるか

古いものは避けるべきと書きましたが、ただ新しければいい訳ではありません。

最新機種は機能は増えているけどそれが無駄な機能だったり、発売して間もなく製品不良が発覚したりして、人気が出ずに終わっていくものもあります。

それなりに今までよく売れてきた実績のあるものを選びましょう。

高価なものを選ぶ必要はない

アマゾンや楽天の口コミから、あらゆる機種の評判を確認したところ、値段が高いからといって誤差が少ないわけではない、という結論に至りました。

というのも、多くの機種の口コミを隅々まで見ていると、どれも必ずといっていいほど誤差を指摘する声があるのです(口コミ数が極端に少ないものは省く)。

そして、高価なものだからといって、そういった声が少ないのかというと、そうでもないのです。

例えば、以下の引用をご覧ください。

ほかのレビューでもありますが誤差がひど過ぎます。体脂肪率は目安程度と思っており、かつ、メーカー、機種ごとに誤差があるのは承知。しかし数回連続で測っても5%以上の誤差が出ます。しかし目安なのでまー、体脂肪率はめをつむるとしても、体重で誤差が出るとはどういうことでしょう。ひとい時は5kg(!)の誤差が連続測定で出たこともあります。設置場所はフローリングで測定時前後は全く動かしていません。修理依頼をしましたがほかのレビューを見る限り商品自体の問題かと思われます。

引用:Amazon カスタマレビュー

これは、価格が1万円以上する有名メーカーのある体組成計についてのレビューです。ちなみに、色んなブログやサイトで “おすすめ品” として紹介されているのをよく見かける機種です。

にもかかわらず、口コミでは「体重ですら誤差が出てしまう」との指摘が複数あります(もちろん測る人の使い方の問題もあるかもしれませんが)。

これは、少なくとも値段が高いからといって精度が良いとは限らないということを意味しています。

そして、体脂肪率に関していえば、正確性の説明でも書きましたが、そもそも市販のものでは厳密な数値を測ることができません。

以上から、やたらと高いものを買っても意味がない、というのが私の結論です。

測り方に少しは気をつかう

測定器の問題ではなく使用者の測り方が間違っているという場合もあります。

1.体重計を置く床の材質について

これも口コミからですが、まずは以下の引用をご覧ください。

んー。。測る場所が違うと(床材)全然数値が変わるのであてにならなそうです。

引用:楽天市場 みんなのレビュー



ミルコクロコップさんもお怒りの画像

どんな機種でも床の材質が変われば測定値は変わってしまいますよ。

適当な体重計

というか、もし畳で測ってもフローリングで測っても同じ測定値が出るような機種があるとしたら、それはすごく大雑把な数値しか分からない機種だということになります。

0.1kg単位まで正確に測ってくれる体重計

0.1kg単位での測定値が知りたいのなら、常に同じ位置で測れとは言いませんが、少なくとも同じ材質の床で測るようにしましょう。ちなみに、畳は場所によって凸凹していたり柔らかさが違うのでダメですよ。

2.体脂肪率を測る時間とタイミングについて

体脂肪率を測る適切なタイミングについて
出典画像:http://www.tanita.co.jp/health/detail/38

体脂肪率について、風呂に入る前と後で数値が変わるという話をよく聞きます。

これに関してはTANITA(タニタ)の「正しい体組成計の使い方」を参考にするとわかりやすく説明してくれています。

私の場合なら、入浴後に夕食を食べるので、夜お風呂に入る前に測るのが丁度いいって感じですね。

ただし、このように家庭用の体組成計でも精度のバラつきならある程度少なくすることは可能ですが、何度も言いますが、厳密に正確といえる体脂肪率は絶対に分かりません。解剖しなきゃ分からないです。

だから私は、体脂肪率に関しては、ダイエットしていく上での変化の推移がちゃんと分かれば十分だと思っています。

キャリパー法に使う器具【楽天】

ちなみに、家庭で出来る体脂肪測定として最も正確な数値が出せるのは、器具を使って何ヵ所か皮膚をはさみ、その厚みで体脂肪率を算出する「キャリパー法」という方法です。

ただし、測定には正しい知識が必要で、分かるのは皮下脂肪のみで内臓脂肪は分かりません。

器具はネットなどでも安く手に入るようです。

でも、まあ私はここまでする必要は全くないと思いますw

正しい測り方をすれば普通に上に乗るタイプのものだけで細かい変化もちゃんと分かりますので。

価格

体重だけでなく体脂肪率なども測れるものを対象に書いていきます。価格帯としては2000円以下のものから1万円以上するものまで様々で、中には10万円以上するものもあります。

高いものを買う必要は全くない

上の方で精度・正確性があるものを選ぶ方法を説明したときにも書きましたが、値段が高ければ高いほど精度が優れているわけではありません。そして、体脂肪率の正確性についてはある程度のところで妥協しなければいけません。

また、1万円以上もするものについては、使いもしないような機能が増えているだけという場合が多いです。

使いもしないような機能というのは、個人的に私が「要らないよなー」と思った機能のことです。これについては機能性についてで後述しますね。

安過ぎるものは精度が心配

あまりにも安いものだと今度は精度の面で心配があります(正確性ではなく精度です)。

これも上の方で精度に関する説明をしたときに触れましたが、機種によっては測るたび数値が変わってしまうような粗悪なものがあります。

以下の引用は、ある格安体組成計への口コミです。

クッションフロアの上では正確に測れなかったのでお風呂場の大理石の上に移動しましたが毎回違う数字でした。
それも誤差も10キロ以上の誤差で、とても不満でした。
そして購入して1ヶ月ですが壊れました。
デジタルの数字がいろいろな数字を表示しながら1日中ついたり消えたりしています。
湿気のあるお風呂場においていたのがいけないのかもしれませんが、誤差があり得なかった時点でそれ以前の問題かな、と思います。
今回は勉強代だと思い、もう少しちゃんとしたものを探して買い換えます。

引用:楽天市場 みんなのレビュー

良くない口コミ

毎朝体重計に乗りますが、正確な体重がわかりません。
1回目、だいたい+2kg程度重くなります。
最初は太ったのかと思ってましたが、同日ジムで計ると-2kgほどでした。
それからは毎日1回、2回、3回と計りなおしています。
だいたい3回目くらいで実体重に近づくようです。
正直がっかりしています。

引用:楽天市場 みんなのレビュー

ダメな口コミ

色々な機能は必要ないから体重の変化が分ればと買う前に(既に買った方の)レビューを見たら結構高い評価だった。 届いたので早速脱衣所に置いて測った、ところが何といい加減…3回測ったら3回とも大きな違い3キロ以上も違う測定値が出てビックリ。
値段の安いことは確かに安いがこんな品物ではどれが本当の値かわからずがっかりです。
その後も何度か右足から台へ乗ったり左足から乗ったりして試しているがやはり出てくる数値に開きがある状態だ。
使ってみなくては分らないことだから返品もできなく 今となってはもっと高い品物でも正確なのを買えばよかったと後悔しています。

引用:楽天市場 みんなのレビュー

購入者の怒り

もちろん高価な機種でもこういった口コミは一定数あります。しかし2000円以下の安い機種だと比率が違うのです。やたらと多く見られます。

やはり “安かろう悪かろう” というのはあるということです。

で、そういうのは大概聞いたこともないようなメーカーの機種だったりします。

ちなみにTANITA(タニタ)やOMRON(オムロン)のような信頼できるメーカーのものなら、そもそも2000円以下の体組成計は売られて無いようです(私の確認したところ無かったです。在ったらごめんなさい)。

では、どう選べばいのか?

まず、精度の良いものを選ぶ方法として紹介した3つの基準と、後述します最低限あった方がいい機能を満たしているものだと、大体3000円~5000円ぐらいが相場となっています。

Panasonic(パナソニック)などの有名メーカーでも2000円台前半ぐらいの格安機種があるにはあるのですが、やはり精度面の心配と機能性の物足りなさが出てきてしまいます。あと、電池が別売りだったりします。

そして、逆にこの相場より高いものを買う必要もないと思います。

smartphone-app-scale

例えば、ネットで薦められているのをよく見かける、測定値を専用のアプリに転送して管理できる体組成計。このタイプのものって1万円以上するんですよね。

専用のアプリと連動させて体重推移のグラフを作ったりしたいという凝り性な人は検討してみてもいいのかもしれませんが、私は必要ないと思います。少なくとも普通にダイエットするのだけが目的ならば。

てか、どうしてもグラフが作りたりしたいのなら、そういった機能が付いた無料の体重管理アプリとかもありますし。

おすすめ体組成計
ちなみに私は3500円ぐらいのものにしました。精度、機能ともに満足しています。

使いやすさ

機能性と形状(大きさ)の観点から、どういったものが使いやすいのか、見ていきましょう。

機能性について

機能性においては、以下の2つを満たしているものが望ましいです。

  • 体重以外にも色んな項目が測れる
  • 使い方が簡単で気軽に使える

あった方がいい測定項目

測定できる項目としては、体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪、基礎代謝、あたりがあれば、ダイエットするうえで便利かと思います。

あと肉体年齢とかも表示してくれる機種だと測るときの楽しみが増えるかもしれません。

まあ、項目はあまり多すぎてもそんなに意味がなので、これぐらいで十分でしょう。

気軽に使えること

また、ダイエットを成功させるには、頻繁に測定することが大切です。そのためには、使い方が簡単で気軽に測れないといけません。

具体的にいうと、初めに身長や年齢を設定しておくと、次からは毎回乗るだけで本人を感知してくれて素早く測れる、というのがいいでしょう。

というか、乗るだけで毎回すぐに測定してくれるというのは必須条件ですね。逆にこれ以上の機能は必要ないと思います。

スマホアプリ対応の体組成計

例えば、クラウドにデータを送信してスマホのアプリで管理するような機能は必要ないと思います。こういったタイプのものは値段が高いですし。

国産メーカーだと、TANITA(タニタ)のRD-901、RD-901、RD-902、RD-903シリーズや、OMRON(オムロン)のHBF-254C、HBF-253Wシリーズがそれに当たりますが、どれも1万円以上はします。

そして何より、そこまでの機能があっても「使いこなすのが面倒くさいなー」となって結局使わなくなると思います。

まあこれはズボラな私の個人的な意見ですが。

もしそういうのが好きな人なら検討してもいいのかなとも一瞬思いました。ただ、スマホアプリで体重などを管理したいのなら無料で出来るアプリも実はあるんですよね。データは手で打ち込むことになりますが。

あと、体組織計の機種に依存したアプリだと途中でサービスが終了するリスクがあります。こういうのです→ウェルネスリンクサービスの終了について

なので結論としては、やっぱり1万円以上もする高い体組成計は、必要はないかなーと思います。

サイズについて

大きさ・形状についても触れておきましょう。実はこれがかなり大切なんです。

小さすぎるものはNG

小さすぎる体重計(体組織計)

最近の体組成計はコンパクトサイズのものが多いです。厚みは3cm前後かそれ以下のものが多く、横幅と縦幅(奥行き)も結構小さかったりします。

しかし、小さすぎるとあまりよくないことが起こります。

まず、厚みに関しては薄いに越したことは無いと思います。でも、縦幅や横幅(奥行き)がやたらと小さいものは考えた方がいいです。

というのも、足よりもかなり小さいものだと、乗ったときにバランスがとり難く測定結果に誤差が生じやすくなるからです。

足の大きさにに合わない体組成計

とくに気を付けたいのは縦幅(奥行き)ですね。25cm未満とかのものがザラにありますし、中には女性の足でもはみ出ちゃうような20㎝未満のものもあります。

足の大きさに合った体組成計

このように自分の足の大きさに合ったものを選びましょう。これぐらいだとバランスもとりやすそうですね。

体重計・体脂肪計・体組織計を選ぶ際はサイズを確認しましょう。

では、どう選べばいのか?

“使いやすさ” を気にしたとき、どのような基準で選べがいいのかを、まとめておきます。

性能を選ぶときの基準

性能としては以下を満たしているか確認しましょう。

  • 体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪、基礎代謝が測れること
  • 年齢等を最初に設定しておけば次からは毎回乗るだけで簡単に測れること
  • これ以外の機能はややこしくなるので要らない
  • というか多機能なものは値段もやたら高いし使いこなすのも大変なので要らない

サイズを選ぶときの基準

大きさの合った体組成計の選びかた

最近の機種は、縦幅(奥行き)が短いものが多いので気を付けましょう。

少なくとも自分の足のサイズよりマイナス2cm未満のものは避けましょう。例えば、私の場合だと足のサイズは28㎝なので縦幅(奥行き)26㎝未満の機種はNGということになります。

横幅に関しては縦幅(奥行き)ほど気にしなくてもいいと思います。しいて言うなら、私のように足が大きい男性は、出来れば横幅27㎝以上のものを選んだ方が良いかもしれません。

以上を満たしたもの

これまで説明してきた条件を満たした、おすすめの体重計・体脂肪計・体組成計を紹介します。

また、せっかくなのでオススメ度を★5段階で評価してみました。

主な評価基準は「精度」「価格」「使いやすさ」です。

ちなみに、30機種以上調べた中で私が「良いな」と思ったものを上位10選、1つずつ説明していきます。

なので、一部私の好みによる独断と偏見もありますが、ご了承くださいね(・ω・)

評価★★★☆☆

多くの条件を満たしてはいるが、個人的にはもう一息だと思う機種。人によっては十分満足できることも。

EW-FA13

EW-FA13-w(ホワイト)、EW-FA13-M(ライトピンク)、EW-FA13-VP(ビビットピンク)、というように色違いで3種類あります。

価格は最高ランクの安さです。ただし電池は別売りです。

初めに年齢、身長、性別を登録しておけば、次回からは乗るだけで体脂肪率やBMIなど全ての項目が測れます。

人気の商品なので、かなりの数の口コミがありますが、精度面での悪い噂は少ない方かと思います。

ただし、測る場所による誤差を補正する機能があるのですが、それが床に置いてから20分程かかるそうです。普段縦置きに収納して測るときだけ床に置く人は、注意しましょう。

欠点としては、大きさです。縦幅(奥行き)が22cmしかありません。

私は足のサイズが28cm有りますので小さすぎて話になりません(独断と偏見が早速出てしまいましたね)。

足の小さな女性ならいいかと思いますよ。

EW-FA23

EW-FA23-W(ホワイト)、EW-FA23-M(ライトピンク)、EW-FA23-LA(ライトブルー)、というように色違いで3色あります。

上で紹介したEW-FA13シリーズと同様に、ほとんどの条件を満たせています。

口コミ数がかなり多い(とくにアマゾン)にもかかわらず精度面での悪評は少ないです。あったとしても、たまたま不良品だったり、使い方に疑問が残るような、ものが多かったです。

EW-FA13シリーズとの違いは、

  • 用意されている色味
  • 測定項目の数
  • 価格
  • 本体サイズ

です。

測定項目にEW-FA13には無かった「体幹バランス年齢」というのが追加されています。

説明書によると「バランスの良し悪しをみることができる数値で、姿勢や体を支える筋力の目安になる」とのことで、肉体年齢(体組成年齢)とはまた違った項目としてあるようです。

正直この項目は別に無くてもいいんじゃないかなと思いました。肉体年齢(体組成年齢)だけならEW-FA13でも測れますので。

また、価格はEW-FA13よりも1500円ほど高いです。

個人的には「体幹バランス年齢」のためにわざわざこっちを選ぶ必要はないかと思います。

ちにみに、型番の数字が13から23になっているので、EW-FA23の方が新しくてEW-FA13は型落ちだと思われがちですが、どちらもリリース時期は同じ(2012年10月)です。

唯一EW-FA23を選ぶ理由があるとすればサイズです。EW-FA13よりも若干大きく縦幅(奥行き)が25cmなので、そこまで足が小さくない人でも乗りやすいです。まあ、28cmの私には関係ない話ですがね。

まとめると、EW-FA23は不要な機能を付けたことによってEW-FA13最大の強みである値段の安さを失ったといえます。唯一の利点は若干サイズが大きく乗りやすくなったことぐらいです。

BC-314

色味は、BC-314-WH(パールホワイト)、BC-314-BL(メタリックブルー)、BC-314-BR(メタリックブラウン)の3色。

これまで紹介した2つ同様に、精度面での悪評の少なさ、乗るだけで個人を判別、など良好な条件です。

ただ、サイズが小さすぎるのが大きな難点。縦幅(奥行き)21.7cmなので女性が使うにしても小さすぎるかもしれません。少ないながらも若干見られる精度面の指摘のほとんどが小さすぎてバランスがとり難いというのが原因と思われます。

また、値段が少し高いというのも欠点です。

まあ、とにかく小さすぎるので男性にはお勧めできません。

体組成計インナースキャンBC-313

色味はパールホワイト、メタリックブラック、メタリックレッドの3種類です。

BC-314の型落ちで値段が数百円ほど安いですが、BC-314の方が評判がいいのでわざわざこちらを選ぶ必要はないかと思います。

BC-760

色味は、BC-760-WH(ホワイト)、BC-760-BK(ブラック)、BC-760-BR(ブラウン)、BC-760-PK(コーラルピンク)の4色。

発売して2年以内の比較的新しい機種です。

欠点は、新しいがゆえに口コミや評判が少なく心配なこと、サイズが縦幅(奥行き)21.5cmと女性でも小さいレベルなこと、です。

HBF-214

色味は、ホワイト、ブラウン、ピンク、ブルーの4色。

今まで紹介したもとの違いサイズが大きく縦幅(奥行き)が28cmあり、デザインもお洒落で好きです。

ただ、他のものと比べて「使いやすさ」がいまいちです。

理由は、体組成を測る際いちいちスイッチを入れて個人番号を選んでから測らないといけないからです。これでは「簡単で気軽に測れる」という条件を満たせていませんね。

また、口コミをみると若干精度への疑問の声が多いように見えます。

というか、今回調べてみて感じたのは、精度はOMRON(オムロン)よりTANITA(タニタ)の方が全体的に評判が良さげ、ということです。完全に独断と偏見なのですが、何となく精度の良さは、TANITA(タニタ)>OMRON(オムロン)>Panasonic(パナソニック)、のような気がしました。ホント “何となく” ですが。

各製品の口コミやレビューを回ってみてそう思いました。

評価★★★★☆

ほぼ完璧だとは思いますが、ほんの少しだけ、1ミクロンほどの心配がある。

いや、ほぼ完璧なんですけどね、私が心配性なだけです、ハイ。

BC-754-WH(ホワイト)

測定項目が、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMIの4つのみのシンプルな体組成計。

価格が非常に安く、アマゾンのランキングではベストセラーとなっている人気商品です。

ただ、比較的古い機種(型落ち品)のなので、楽天やアマゾンでたたき売りされているだけなんだろうなーとも思います。制度面における悪い口コミもいままで紹介したものに比べ若干多いような気がします(体組成計全体からみればそんなに多くないです)。

サイズは男性の足でも乗りやすい大きめサイズ、乗るだけで毎回すぐに測定できる、など使いやすさはGOODです。

コスパなど総合的に見れば非常に良いものだと思います。

BC-753-WH(ホワイト)

BC-754-WH(ホワイト)とほぼ同等品です。

違いは、

  • デザインがほんの少し違う
  • BC-754-WH(ホワイト)はメーカーサイトから削除されている

ぐらいだと思われます。

製品サイズ、測定項目、機能、は全く同じで、価格と発売時期(2012年初頭)もほぼ同じ。取扱説明書も共通です。

BC-753-WH(ホワイト)とBC-754-WH(ホワイト)どっちにするか迷っているなら…

まあどっちでもいいと思います(笑)

BC-761

TANITA(タニタ)の比較的新しい機種です。

仕様書や説明書を見る限りだと、機能性や使いやすさは、ほぼ完璧だと思います。

サイズも縦幅(奥行き)28.4cmで、足の大きな男性でも乗りやすそうです。

ただ、まだ発売してあまり経っていないため、口コミやレビューが少なく、何ともいえない部分もあるので、現状★4つとしました。

また、価格も若干高めです。

評価★★★★★

「これは間違いない」というもの。最高だと思えるもの。30機種以上の体組成計を調べた中でのトップ。

BC-758-WH

色味はBC-758-WH(パールホワイト)、BC-758-BL(ナイトブルー)、BC-758-PK(ローズピンク) の3色。

機能面において最もバランスの取れた体組成計だと思います。

毎回乗るだけで自動的にスイッチが入り、体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、を素早く測定してくれるます。

サイズも縦幅(奥行き)29.3cmと小さすぎず男性でも安定して乗ることが出来ます。

また、立てかけ収納等で生じる誤差を自動補正する機能がついています。

そのためか精度に関する悪い口コミもほとんど見当たりません。

価格も比較的安く、コストパフォーマンスからしても、これが最高だと思います。

BC-705N-WH

BC-758-WHと似たモデルですが、こちらの方が値段がさらに安いです。

ただし、発売日が1年ほど古く、若干機能面が劣ります。誤差を自動補正する機能などが付いていません。

まとめ

総合的に見るとBC-758-WHとBC-705N-WHが2トップです。

ただ、コスパとして見ると、個人的にはBC-758-WHの方が良いかなと思います。

ちなみに、前半に書いた “選ぶときの基準” は実際に私が体重計買い替えるときに考えて気を付けていたことです。もちろん、結果として満足がいくものを選ぶことができました。

追記:

性能、安さ、使いやすさ、の3点揃いだったBC-758-WHですが、残念ながら2016年10月現在値上がりしてしまったようです。

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