雨で濡れた靴の臭い対策 & 早く乾かす方法

雨などで濡れた靴をそのまま履いていて、家に帰ったらそのまま放置、あとは自然乾燥を待つ。数日後、その靴を履いたらすぐに足が臭くなった。

そんな経験ありません?

私はあります。

まあ、原因は、雨水を媒介として雑菌やらカビやらが繁殖して靴が臭くなるためなんですけどね。

今回はその対策について講じてみようと思います。

臭わないようにする方法

いや、“講じる” ってほど大袈裟なものでもないんですけどね、私が実際にやっていて効果的だったのを紹介していきますね。

これをやっておくと、乾いたときほぼ臭わないですし、乾くのも早くなります。

洗わないで臭い対策する

そうそう、このやり方は靴を洗えない人にオススメです。

では早速いきましょう!

雨で濡れてしまった靴

まず雨で濡れた靴を用意します(※1)

エージープラス・デオドラントスプレー

お出まししました。Agスプレーです。

銀イオンには雑菌の繁殖を抑える作用があります。

除菌タイプのものであれば他のデオドラントスプレーでもいいですが、私はAgが一番いいと思います。やっぱりこれがオススメです。

靴にエージープラスをスプレーして煙だっているところ

靴の中にスプレーを吹きかけます。

上記写真に煙らしきものが見えますでしょうか?靴の中からスプレーの煙がもれるほど吹きかけてます。

「シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

靴の奥の方までAg+を噴霧

私は念には念を入れるタイプです。

つま先の方まで銀イオンが行き渡るよう、吹き出し口を靴の中の方に入れて、奥までスプレーします。

ファブリーズを臭そうな靴にふり掛ける

ここでまさかのファブリーズのお出ましです。

靴の中に向けて吹きかけましょう。

ファブリーズにも臭いの元となる菌を抑える作用があるといわれています。

ちなみに、私の知り合いは、とある職業をしていて何日も洗わずに同じ衣装を着なければいけません。そんなとき、ファブリーズは大活躍してくれるそうです。

新聞紙にファブリーズをふり掛ける

この後、靴の中にくしゃくしゃにした新聞紙の塊を入れていくのですが、私の場合それにもファブリーズをふり掛けます。
私は念には念を入れるタイプです。

ただ、これによって、後述する新聞紙の吸着作用が活かしきれなくなるような気もするので、これは別にやらなくてもいいのかもしれません。というか写真のはちょっと吹きかけ過ぎですね…
私は念には念を入れるタイプで(ry

新聞紙を詰め込んだ靴

最後に、靴の中に新聞紙を詰め込みます。

つま先の方まで新聞紙が詰まるようにしましょう。くしゃくしゃにした新聞紙の塊がちょうど靴の中の形になるのが理想です。

1足につき新聞紙の塊を3つぐらいに分けて入れていくと良い感じになりますよ。

新聞紙の吸着作用について

新聞紙には消臭効果があります。なぜかというと、紙質上(※2)、臭いや湿気を吸着してくれる作用があるからです。また、新聞紙に使用しているインクにも抗菌作用があったりします。

なので、上で書いたように新聞紙にまでファブリーズはやっぱり吹きかけない方がいいのかもしれません。ここは現在調査中でございます。

ちなみに、紙質上の消臭効果については、同じような理由でトイレットペーパーでも有効と言われていますので、新聞紙がどうしても手元にない人は、トイレットペーパーで代用するのもアリかもしれません。
そのときは、靴の中にペーパーの粕が残らないように注意してくださいね。

※1 今回は説明するためのデモなので、この靴は実際には濡れていないです。
※2 紙面にインクが乗りやすいよう繊維が細かくできているとか。

水道水で洗い流す

上で紹介したのは、雨で靴の中が濡れてしまったとき私が実際にやっている臭い対策の中でも “洗わないで出来る方法” でした。

しかし、靴があまりにもビチョビチョに塗れている場合は軽く水洗いするのもアリだと思います。
まあ「これだけ濡れてんなら水洗いで濡れるのと変わんねーじゃん」ってぐらい濡れているのなら普通そう考えますよね。

やっぱり、水道水には多少なりとも塩素なりカルキなりが入っていて雑菌が増殖しにくくなっているので、雑菌が増殖しやすい雨水を水道水で洗い流しておくという意味では有効なんです。

なので、「洗っても変わんねーんじゃね」ってぐらい濡れちゃった場合は水道水で雨水を流してあげましょう。

やり方としては、靴の中に水道水を入れて捨てたり、ホースを靴の中に突っ込んで溢れさせたりする感じで十分かと思います。
ゴシゴシ擦ったり、ましてや洗濯機やら脱水機に入れるのはオススメしません。そこまですると靴が変形するかもしれませんし、そこまでするのは単純にメンドクサイですし。

そして、上で写真入りで説明しました臭い対策(Ag、ファブリーズ、新聞紙を使った方法)をすれば完璧かと思います。

早く乾かしたい時

靴の濡れ具合によっては、乾くのにどうしても時間が掛かってしまいます。

ということで、できるだけ早めに乾かす方法も紹介しておきます。

新聞紙をこまめに変える

上で紹介しました臭い対策(Ag、ファブリーズ、新聞紙を使った方法)の際に、新聞紙をこまめに交換するようにします。

“こまめ” というと面倒くさそうですが、数時間おきとかで大丈夫なのでそこまで面倒くさくは無いと思います。

例えば、

  • 雨に濡れた靴で家に帰ってすぐに臭い対策をして新聞紙を詰め込む(19:00 PM)
  • 夕食を食べたりゆっくりしたりしてから1回目の新聞紙交換をする(21:00 PM)
  • 風呂に入ったりゆっくりしてから寝る前に2回目の新聞紙交換をする(24:00 PM)
  • 次の日の朝3回目の新聞紙交換をする(7:00 PM)

って感じです。

家に帰った時間や靴の濡れ具合によって、交換する時間と回数は調整してくださいね。

例えば、靴下が完全に濡れるぐらい雨水が染み込んでいる場合、上記の頻度で交換すると、24時間ぐらいで乾きました(このとき夏場だったので冬場だともう少し掛かるかもしれません)。

ドライヤーで乾かす

新聞紙をこまめに変えるだけでは、濡れが酷かったりすると1日だけでは乾かないかも知れません。

そんなときはドライヤーを使っちゃいましょう。

注意点としては、熱源を近づけすぎると靴が傷んだり変形する可能性がありますので、少し離してドライヤーをかけた方がいいです。

また、乾いてきてからも近くでドライヤーをあて続けると靴自体が高温になってしまうので、乾いてくるにつれ、ドライヤーの風を徐々に離していき、さらに冷風へ切り替えていきましょう。

とくに、革靴などは細心の注意が必要です(できれば革靴はやめておいた方がいいかもしれません)。

まあ、運動靴やスニーカーがスブ濡れのときはガンガンかけちゃっていいと思います。
私の場合、使い古したスニーカーだったので、靴の中にドライヤーのノズルを突っ込む勢いでガンガン乾かしてましたが、変形とかはしなかったですよ。

まとめ

洗わないでする臭い対策については、全部やるのがメンドウなら工程のどれかが抜けてもいいです(ファブリーズはやらないとか)。その分効果は弱まりますが。

優先順位としては、

新聞紙>Ag+>ファブリーズ

です。

他にも、靴の臭い対策としては、十円玉を入れるとか、活性炭をいれるとかもあるようですが、上に書いた方法だけで十分かと思います。

あと、何かのテレビ番組で、靴の中に使い捨てカイロを入れるという方法が紹介されているのも見たことがありますが、私はやったことがないので真意は不明です。
まあ、たまたま手元に冷めてしまったカイロがあったら試してみてもいいかもしれません。

最後に、靴をドライヤーで乾かす場合の注意点をもう一度まとめておきます。

  • 離してかけた方が安全
  • 乾いてきたら徐々に離していき冷風に切り替えていく
  • 革靴の場合かなり慎重にやる

です。

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